部活引退後の鈍ったカラダ、どれくらいで体力が回復する?
こんにちは高城です。
私は部活を引退し、体の衰えを感じるようになりました。
この時期は約3年間の部活が終わり、ホッとすると同時に受験モードに突入し大変な時期になります。
体が衰えるだけでなく、ストレスを抱える子も少なくありません。
そんななか、気になる悩みがいくつかありました。
それは、
『部活を引退しても筋トレはするべき?』
『落ちた体力はどれくらいで回復する?』
などです。受験勉強に集中することで、体が鈍ってしまうことを気にする子は少なくありません。また部活を引退したことで、食欲旺盛になったという子もいます。
この場合の対処法はいくつかあります。
若いうちの体力回復は早い?
まず、10代のうちはたとえ部活を引退して体が鈍ってしまっても、回復するまでの時間は長くかかりません。
継続して運動していた場合は当然鈍ることはありませんが、運動を再開しても回復まで1〜2週間程度とあっという間です。
ですから、今は受験勉強に集中し、高校や大学の進学に向けて頑張りましょう。
しかし高校生の場合、部活を引退すると運動する機会はさらに減ります。
10代のうちであればなんとかなりますが、20代・30代になると体が戻るまでに時間がかかります。
また年齢とともに脂肪も減りにくくなるので、体が鈍ったままにしておくと大変です。
要するに、10代のうちは多少運動しなくても学校の行き帰りで健康を取り戻すことができますが、部活を引退ししばらく経ってしまった場合は、なるべく早めに運動やストレッチなどで体を動かしたほうが良いでしょう。
どんな運動が効果的?
ベストなのは有酸素運動です。ひと口に有酸素運動といってもさまざまですが、手軽にできる、または運動が苦手な人でもはじめやすいのはウォーキングになります。
有酸素運動の原則は3つ。
- 『1分間の脈拍が90〜130』
- 『1回15〜20分』
- 『週に3日以上』
になります。
有酸素運動の強度を高めるなら、脈拍の回数に見合った運動をすることがポイントです。そして、時間は最低でも15分。定期的に行うことで早くにスタミナが戻るようになります。
ウォーキングも、ただ歩けば良いというわけではありません。
リズミカルに、腕をしっかり振って正しい姿勢で歩くことが必須です。
長時間でもダラダラ歩いていては効果がないので気をつけましょう。
音楽を聴きながらだと、楽しく飽きずにウォーキングを続けることができます。
毎日続けていれば、部活を引退してからしばらく経っていても1カ月もすれば体が慣れてきます。早い人なら鈍った体も元に戻ってくるでしょう。